知らない誰かと日常を交換。非日常を味わえる秘密の郵便局とは?
―あなたの日常は、わたしの非日常―
あなたはどんな日常を送っていますか?
そんな不思議な郵便局があります。
今回は、宮城県東松島市にある不思議な郵便局『鮫ヶ浦水曜郵便局』をご紹介します。
◆鮫ヶ浦水曜郵便局って何?一体どんなことができるの?
◆どうやって手紙を出したらいいの?参加方法。
◆鮫ヶ浦水曜日郵便局って何?一体どんなことができるの?
鮫ヶ浦水曜郵便局は2017/12/6に開局した郵便局ですが、普通の郵便局とは違います。
このプロジェクトでは、水曜日の出来事を綴った手紙を全国各地から集めます。
そうして集まった手紙はランダムに交換され、手紙を綴った送り主のもとへ、知らない誰かの手紙が届く仕組みになっています。
送られてきた手紙は、ペンネームと年齢、都道府県が記載されているのみで、誰が書いたものか分かりません。
知らない誰かの書いた、水曜日の出来事を、届いた手紙を通して読むことができるのです。
平日のど真ん中、水曜日。まさに何気ない日常の真っ只中と言える、水曜日の一コマを手紙に綴るわけです。
そして誰かの日常が綴られた手紙が集まってくる場所、それが「鮫ヶ浦水曜日郵便局」なのです。
この鮫ヶ浦水曜郵便局は一風変わったところにあります。
宮城県東松島市宮戸島。この島の端っこにある旧鮫ヶ浦港に郵便局がぽつんと建っています。
しかしこの場所に抜けるには、雰囲気のある手掘りの暗いトンネルを抜けなければ、辿り着くことができません。
そこに至る過程ですら非日常を感じさせるような、不思議な気分になります。
【参考】→「まるで千と千尋の世界!トンネルの先まで散策してみた結果。」
トンネルの抜けた先、光の向こう側に誰かの水曜日が集まってくる。
なんともロマンチックで刺激的ですね。
知らない誰かの日常を手紙で垣間見ることができるなんて、ワクワクしませんか?
このように鮫ヶ浦水曜日郵便局は水曜日の色んな出来事が出会う、なんとも素敵な場所になっているんです。
◆どうやって手紙を出したらいいの?参加方法。
【プロジェクトに参加するには】
①公式サイトから専用の便せんをダウンロードする。
まずはじめに専用の便せんをダウンロードするため、公式サイトにアクセスします。
サイトの下のほうにある、「公式便せんダウンロード」をクリック。
開いたPDFファイルを印刷し専用の便せんを入手してください。
②便せんにあなたの水曜日の出来事や物語を書く。
あなたの水曜日の出来事を便せんに書いてください。
ただし、その内容は確認され、
法令および公序良俗に反することは転送されません
とのことですので、うっかり行き過ぎたことを書かないようにだけ注意しましょう。
③切手を貼って投函する。
切手を貼って投函します。
送り先は以下のとおりです。
④あなたが送った手紙が、同じく鮫ヶ浦水曜日郵便局に手紙を送った誰かに送られ、あなたにも知らない誰かからの手紙が届きます。
⑤誰かの水曜日の物語を読んで非日常を感じてください。
運が良ければ、あなたの水曜日の物語が、ラジオや書籍、映画に取り上げられるかもしれませんよ。
鮫ヶ浦水曜日郵便局がある宮戸島には他にも見どころがたくさんあります。
気になる方はこちらの記事もどうぞ。
→【宮城】仙台から1時間!『宮戸島』がドライブデートにオススメの理由。
◆デジタルの時代だからこそ
今の時代、メールやLINE、SNSが主流になり、アナログな連絡手段が取られることが少なくなってきました。
そんな中で、知らない誰かとの手紙のやり取りは、その人の非日常に触れ、リアルな文字に触れることによって、
新たな世界観が生まれそうな予感がしますね。
手紙が届くまでの時間差も、もどかしく、ワクワクドキドキを味わえそうです。
非日常や不思議な感覚を味わいたい方は、誰かと水曜日を交換してみてはいかがでしょうか。
素晴らしいです(;_;)!
知りませんでした。教えていただきありがとうございます。
今度足を運んでみます(^o^)
ササキさま
記念すべきコメント第一号です!!
ありがとうございます(^^)
ぜひぜひ遊びに来てくださいね。お待ちしております♪