【宮城・東松島】被災地の旧校舎、防災体験型宿泊施設「キボッチャ」へ。
東日本大震災で被災した野蒜小学校。
この旧野蒜小学校跡に、防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」が4月26日(木)より一部オープン(宿泊施設を含めた全面オープンは7月21日(土))しました!
4月25日(水)に内覧会が開かれ、お邪魔してきましたのでご紹介します。
KIBOTCHA(キボッチャ)って??
もしもの時に備えて、防災知識を体感しながら学ぶことが出来る「防災体験型宿泊施設」です。
野蒜小学校は東日本大震災時に被災し、現在まで廃校となっていましたが、遊びながら防災を学ぶ施設として生まれ変わりました。
子どもたちがからだを動かし、楽しく学べる空間や、最新のテクノロジーを駆使したシアタールーム、防災体験の語り部などで、楽しく体験しながら学ぶことができます。
レストランや物産店、大浴場なども備わっており、防災だけでなく娯楽施設としての一面も兼ねています。
施設外はグランドキャンプ・バーベキュー場として利用できるよう整備中。
その他にも、危機管理研修、企業研修、事業継続マネジメントなど、様々な防災プランを展開していく予定があるようです。
非常時には300人規模の一時避難所としての役割も想定しています。
キボッチャの名前の由来は?
希望+防災+FUTURE(未来)=キボッチャ「KIBOTCHA」
「防災」施設として防災発信をすることで、「希望」とともに「未来」に向かって受け継がれていくような施設となるよう名付けられています。
また、「娯楽でありながら教育として機能する」エンターテイメントと防災体験学習の融合施設を目指しています。
施設紹介
入口から入ると受付の前でキボッチャのロゴがお出迎え。
震災当時の津波の高さが津波ラインとして表示されており、ひと目で分かるようになっています。
1F 「食と癒やし」のフロア
【大浴場】
【休憩室】
【カフェレストラン】
【売店】
2F 「遊んで学べる」フロア
【室内パーク】
【シアタールーム】
【デジタル資料室】
【学習ゾーン】
【語り部】
3F 「学校に泊まれる」フロア
【宿泊部屋】
利用方法
一般利用
防災をテーマとした施設ではありますが、レストランや売店は誰でも気軽に利用できます。
利用料金を支払うことで、1F大浴場や2Fフロアを楽しむことができます。
【1F大浴場&2Fフロア】
【宿泊施設】
その他
・自衛隊OBによる安全指導や講習会
・防災を学びながら心を元気にするショート合宿
・子ども向け体験自律教育合宿
・修学旅行での利用
・緊急時の対処法を学べる企業研修
・企業データの紛失など不測の事態に対処する事業継続マネジメント
これらのプログラムや利用方法を計画、想定しているようです。
詳細を知りたい方は公式Webサイトをご覧ください。
→貴凛庁株式会社 | KIBOTCHA (キボッチャ)「防災体験型宿泊施設」
アクセス
〒981-0411 宮城県東松島市野蒜字亀岡80番
KIBOTCHA(キボッチャ)のオープンに伴い、防災意識の形成や新たな交流、地域活性化が期待されますね!
子どもにとっても大人にとっても、楽しめそうな施設となっていました。
みなさまも是非、周りの人を誘って足を運んでみてはいかがでしょうか??