無料でダウンロードできるブルーインパルスのペーパークラフトが超本格的!
ブルーインパルスのペーパークラフトが無料でダウンロードできる!
すごいのを見つけてしまいました…
ブルーインパルスのペーパークラフトが無料で作れるんです!
「ブルーインパルスの」と言いましたが、航空自衛隊がブルーインパルスのみならず、いろいろな機体のペーパークラフトを公式サイト内で公開しています。
航空自衛隊が公開しているペーパークラフト、その名も「3D紙飛行機」
ダウンロードはこちらから→3D 紙飛行機|ダウンロード|スペシャルコンテンツ|防衛省 [JASDF] 航空
全部で10種類の機体のペーパークラフトのデータがダウンロードでき、自分で厚紙に印刷してしまえば、もう自由にいくつでも工作できてしまいます。
こんな素敵なサービスありでしょうか??
全国のブルーインパルスファンや、ペーパークラフト、プラモデル、工作ファン、ひいては紙飛行機ファンに送られる最高のプレゼントではないか?ということで、どんな感じなのか皆さんにお伝えすべく実際に作ってみました。
実際に作ってみた。
作ってみたのは「T-2」というブルーインパルスの機体です。
T2は1982年~1995年に導入されていた一昔前の練習機で現在では「T-4」という機体が使われています。
※ひとつ断っておきたいことがあります。
このペーパークラフトは作りが精巧で本格的なペーパークラフトです。
これだけの内容のデータを無料で公開とは拍手です、想像するに設計者はかなり大変だったと思います。
それくらいかなり細かく素晴らしい作品なんですが、逆に言えば、しっかりとした道具とたっぷりの時間を揃えないとその複雑さに、多分途中で嫌になるか、ぐちゃぐちゃになって終わります。
私みたいに1時間そこらでちゃっちゃと何種類も作ってやるぜ!って意気込みで始めると詰みますたぶん。
【必要な道具】
マニュアルには用意する道具として、以下のものが記載されています。
・接着剤・・・セメダインC、木工用速乾ボンドなど。
・カッター/はさみ・・・45度刃のデザインカッターがお勧め。ふつうのカッターでも可。
・カッターマット・・・ カッターで紙を切り抜く時に使用。
・定規・・・切るときやニードルでなぞる時に使用。
・ニードル・・・折り目をつくる。ニードルの先は、紙を切らないようにヤスリ等で丸めてください。芯を出さないシャープペンシルや、インクの出なくなったボールペンでも代用が可能です。
「ひぇ~こんなに道具揃ってませんし、大体ニードルって何?東松島出身のお笑い芸人のこと?あ、針?せっかく鋭いのにヤスリで削ってしまうん?」
こんな感じで私みたいにイメージが沸かない人はどうぞ(笑)→ニードル 画像検索
これでもどのニードルかわからないので、「ペーパークラフト 道具」で検索をかけたら、「鉄筆」というのがありまして、まさしくこういうやつなんだろうなぁと思いました。
私は全然モノが無いけど、揃える余裕がなかったのである道具だけで作ってみましたぁ!
はさみ、スティックのり、定規…以上っ!!
そしたら悲惨なことになりました。
ではさっそくその様子を見ていただくことにしましょう。
これらがダウンロードできるセット一式になります。
厚紙に印刷したパーツに、作り方のマニュアル、そして紙飛行機として飛ばす際の解説書があります。
飾るにも十分ですが、飛ばすための解説書まであるのはありがたいですね!
最初の大きめのパーツを切り取って形作ってみた図です。
まずハサミで切るには細かい部品たちよ…
そしてのりしろ部分が細かすぎるのに、スティックのりで対処しようとする愚かさよ。
織り目も定規と指でなんとなくやっているのでピッタリいかず…
もちろん全然くっつきません(笑)
全然うまくくっつかないので接着は後で対応することにして、ひたすらパーツを切ってはそれっぽい形にしていきました。
そうして出来たパーツたちがこちらになります。
とりあえず切ってやったぜ的な投げやり感がすごい!
コレ本当に完成するのかという不安と戦いながら、頑張った成果です。
ここまで辿り着くのに3時間近くを費やしてしまいました。
この日は作業を終了し、翌日に邪道でもあろうセロハンテープの力に頼って完成させることにしました。
そしてついに「T-4」完成!!
前日は、全然くっつかずにフラストレーションを溜めていた私ですが、セロハンテープを使うとすいすい作業が進んでいきました。
やっぱり形になっていくのを見ていくのは楽しいです。
接着作業には一時間強かかりました。
そして最終的に完成した姿がこちらです!!
完成!!
ごめんなさい。本当はもっとちゃんと作って、「どうだおらリアルに出来てすごいだろ!」っていうところを皆さんに紹介するのが良いのでしょうけど、お粗末な出来になってしまいました。
まずセロハンテープでくっつけちゃうっていうのが、設計者に失礼ですよね(本当にごめんなさい)。
自分がペーパークラフト職人だったら、ちょっとこの作り方はあり得ないかなぁと。
使った厚紙もよくなかったかもしれない。
なんていうか、印刷した厚紙が合紙みたいなすぐしわくちゃになってしまう頼りないタイプでした。
あと、これも紙の問題なのか、織り目部分の色が剥げてしまうのも残念でした。
ペーパークラフトに適した厚紙も売っているようなので、気になる方はググってみてください。
まとめ
本当のことをいうとこの「T-2」だけでなく、「T-4」と他にももう一機作ろうと思っていたのですが、私にとっては想定していた制作時間をオーバーしてしまったので、諦めてしまいました。
ごめんなさい許してくださいね。
「もっとうまく作れるぜ!」
「他の機体も楽しそう!」
って方はぜひ作ってみてくださいね!
難易度が高いだけに、没頭してハマってしまうと楽しいと思います。
私もやっつけでも十分楽しめました。
本来私は工作が結構好きでこだわりたいタイプなので、ちゃんとした道具を用意して、時間をしっかりかければもっと楽しめたと思います。
例えるとピースの多いジグゾーパズルみたいな?分かりますかね。
じっくり取り組もうって思ってる人にはピースの多い難易度の高いジグゾーパズルほど最高なものはないですよね。
でも気楽には取り組めないですよね。完成ばかりを目指していると「あ゛ー」って感じになるんですよね。
この精巧さは、ブルーインパルスファンだけでなく、プラモデル愛好家や工作マニアにとってはたまらない難易度になっているのではないでしょうか。
というわけで、このペーパークラフトたちをキレイに仕上げる挑戦者求む!じゃないですけど、本気で工作してくれる方がいたらぜひその工程と完成した姿を見せていただきたいです。
【ブルーインパルス関連記事】
・【宮城】ブルーインパルスが間近で見れる!松島基地の穴場スポット!
・東松島市民を代表して、ブルーインパルスの松島基地見学に行ってきました。
・【ブルーインパルス】2020年東京オリンピックでカラースモーク復活か?
お疲れさまでした。写真で見る限りそれっぽくできていると思います。手投げであれば飛ぶのではと思います。
この度、本を出しましたので、立ち読みしていただければ幸いです。
二見書房さんからです。
「ブルーインパルスを作って飛ばそう!」
ISBN-10: 4576191780
ISBN-13: 978-4576191782
発売日: 2019/10/21
制作者ご本人様からコメントありがとうございます!
本を出版されたのですね。
見かけたら拝読させていただきます。
記事をご覧の方もぜひ↓
Amazon